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2024.11.03
The Voice_03:決勝上位コメント/GT500

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【The Voice_03】
決勝上位コメント/GT500

 

 

 

 

2位
No.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8

 

野尻智紀
精一杯やり切ったと思えるレースだったからこそ悔しさが大きい

「2番手スタートから優勝を狙っていたのですが、残念ながら非常に悔しい2位でした。自分たちのなかではある程度、精一杯やり切ったと思えるようなレースだったからこそ悔しさが大きいというか、そういう気持ちで占められています。その純粋な悔しいという気持ちがまたチームの起爆剤になると思うので、最終戦でこの悔しさを晴らせるようにがんばりたいと思います。

 最終戦の鈴鹿ではとにかく優勝して、自分たちがシンプルに強くて速いということを証明したいと思います。鈴鹿はホンダのホームコースでもありますし、僕にとっても一番走り慣れたサーキットですから、そこでしっかり優勝して気持ち良くシーズンを終わりたいと思います」

 

 

松下信治
2回目のFCY後の再スタートで順位を落としたのは僕のミス

「自分が担当したファーストスティントは短かったんですけど、1回目のFCY解除のタイミングでトップに立つことができたのに、2回目のFCY後の再スタートで前にいかれてしまって……あれは僕のミスでした。それがなかったとしても36号車(au TOM’S GR Supra)を抑えられたかは分からないですけど、もったいないし、悔しいし、チームのみんなには申し訳なく思っています。

 最終戦はサクセスウェイトがないので、まずは予選でポールポジションを獲ることからやっていって、決勝では優勝したいなと思います」

 

 

 

 

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3位
No.38 KeePer CERUMO GR Supra

 

石浦宏明
最終戦に向けて希望を繋いでくれた

「今回、自分のスティントの最後のほうでは、ちょっと順位的に前に出たものの、思ったほどペースがないなという自覚もありました。そのなかで、第2スティントの大湯(都史樹)のスティントは特に長かったので、『結構ツラいだろうな』と最後のほうはモニターを見ながら応援していました。彼の走りを見てると、色んな技を駆使しながらGT300クラスの車両もうまく使い、なんとか最後までしのいでくれましたね。この3位と4位とではやはりだいぶ違うと思います。最終戦に向けて、(ランキングが3位へと浮上、タイトル争いへ)希望を繋いでくれたので、本当に良かったです。まぁ、疲れたレースでしたね(笑)。3位争いだったので、レーシングスーツを着替えたほうがいいのか、抜かれてしまうと脱がなきゃいけないのかとか⋯⋯。ちょっと悩みましたが、着替えてここ(表彰台)に来ることができて良かったです。

最近は、サクセスウェイトが重たい状況で戦うことってそんなになかったんですが(苦笑)、今シーズンは重たい状況も体験できましたし、最後は久しぶりに軽くなるので思い切ってレースがしたいと思います」

 

 

大湯都史樹
ほんと気持ちで(3位を)守ったという感じ

「ペースが苦しくて、かなりツラい展開を強いられました。8号車(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)を押さえたかったんですが、速くて抜かれてしまいました。終盤は16号車(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)も速くて⋯⋯。もうほんと気持ちで(3位を)守ったという感じです。いろいろ駆使してポジションを守った形ですが、もしあと1周あったらマズかった(抜かれた)んじゃないかなっていうくらいのギリギリの戦いでした。なんとか表彰台を獲れましたね。天候に左右されたレースウィークでしたが、そのなかでも表彰台はマストだと思っていたので、結果を残せて良かったです。3位を守れてホッとした気持ちもありますが、やっぱり優勝したかったなという悔しい部分が残っています。でも、与えられたもののなかでベストは尽くせたと思います。

 最終戦の鈴鹿は12月開催で、滅多にこういう時期で行なうことはないでしょうから、今まで見たことのないうようなレースになると思います。それを楽しみにして、次戦に向けて準備をしたいですね」

 

 

 

 

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